テレワークを実際に体験して-テレワーク体験まとめ

テレワーク体験まとめ ~気づいたこと・感じたこと~

テレワークに向いている場所とは
コワーキングスペース
フリースペース

テレワークとライフスタイルの関わり

テレワーク用ツールの条件とは

テレワーク向きの業務はあるか

エアーは、2015年11月のテレワーク月間に参加しました。
AnyClutch Remote運用チームメンバーが、テレワークに最適なリモートアクセスサービス「AnyClutch Remote」を活用して実際にテレワークを行い、体験レポートを公開しています。

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テレワーク体験によって気づいたこと・感じたこと

コワーキングスペースについて

1.コワーキングスペースの利用料金は?

無料のところから、1時間200円~500円。何時間以上定額といったところもあります。
1日(営業時間内)フリーパスのプランなどもあり、こちらは1,000円~2,000円/日でフリードリンク制。
フリーパスの場合、初回利用時は会員加入費が別途必要であることが多いです。

2.ドリンクなどは、すべて有料でしょうか?

無料のところもありますし、ドリンクなどのサービスはないこともあります。

3.音楽などはかかっているのでしょうか?

オフィスの一角を貸し出しているようなコワーキングスペースでは、音楽はかかっていませんでした
電源カフェとか、コワーキングカフェと呼ばれるような場所では作業を邪魔しない程度の静かな音楽がかかっていました。

4.良いコワーキングスペースの見つけ方はありますか?

「電源カフェ」「ノマド」「コワーキング」といったキーワードに行きたい地名を入れて検索すれば、情報をまとめたサイトが出てきます。コワーキング専用としてスペースを運用しているところは少なく、カフェ、または少人数での勉強会など多目的な用途で運用されている場所が多いと思います。そういった運用形態を確認した上で、自分に合った料金体系のところを探すと良いでしょう。
あらかじめ、サイトで営業時間や電源の有無、席の雰囲気を確認しておくと良いかと思います。

5.実際にコワーキングスペースでテレワークを実施した際に、他の方が実践されていた新たなテレワークのケースなどは見つかりましたか?

在宅やモバイルワークというと1人でするもの、というイメージがありますが、実際、2人で打合せしながら仕事しているテレワーカーの方もいらっしゃいました。
政府の主導する「ふるさとテレワーク」の実現する方法の一つとして「サテライトオフィス」というテレワークの形態があります。同じ会社の社員が会社の外に集まって作業をするというものですが、この作業場所としてコワーキングスペースが活用されるケースも出てくるでしょう。
ただ、このような場合は共有スペースではなく、月額制の専用スペースを使うケースが多いと思います。

フリースペース

1.ショッピングモールのフリーのテーブル席などは試されましたか。

フードコートのような場所は、音や、子供が多いなどの理由でテレワークには適さないと思います。
ショッピングモールは郊外にあり、サテライトオフィスの場所としては適しているので、立地としてはテレワークできる場所だと言えます。
外出先でAnyClutch Remoteを利用して社内環境にアクセスすることは普段からあります。人が少ないところであれば、基本どこでも(立ったままでも)モバイルワークは行っています。

ライフスタイル

1.今回テレワークを実施する前と後で、在宅勤務、テレワークについて感じ方や意見が変わりましたか?
また、働くことについての気づきなどはありましたか?

半日のテレワークを実践してみましたが、通勤も楽で仕事も捗ります。ワークライフバランスがとれていると感じました。仕事の内容としては、集中してPCに向かうような作業が向いていると感じました。

自分にとって、また、目的とする業務を実施するために、どこで作業を進めるのが最適かと考えたときに、必ずしも社内にいる必要はないのではないかと思いました。

在宅勤務については、社内への広め方と実施方法が課題となります。周りや、在宅勤務をする本人が在宅勤務することについて理解した上でお互いに協力する体制をとることが理想的です。それにはまず、テレワークを必要としていない一般社員に対してテレワークを広め、テレワークが当たり前となった環境の下で在宅勤務制度が取り入れられる、という広め方が、在宅勤務をする人も、社内にいる人にとっても自然な流れとなるでしょう。

2.育児のために在宅勤務をしたいと思いますか?また、その場合の課題は何ですか?

したいとは思います。ただ、会議や打合せなどに出席する必要があったり、評価制度が在宅勤務向けではないため、現状では毎日の在宅勤務は難しそうです。
子供を保育園に送った後、そのまま午前中だけ在宅勤務をするとか、お迎えのために早めに退社して在宅勤務をするようなケースは実現できそうです。
保育園へ行く前の段階の育児であれば、夫婦のどちらかが育児休暇を取り、もう片方が週に一回在宅勤務を行う日に出社する、といった働き方ができると良いのではないかと思います。
こういった働き方ができる仕組み、「やることが当たり前な環境」を作ることが必要だと思います。

3.同様に、ご家族の介護が必要になった時にテレワークをするとしたらどうでしょう?

現状では、他の制度やサービスと組み合わせた上で、その一部の場面でテレワークが役に立つ、という形での活用方法になるかと思います。

ツール

1.テレワークの実施のための、理想のツールとはどんなものだと思いますか?

社内で業務を行う場合とできるだけ変わらない環境でテレワークを実施したいと考えた場合、社内PCを操作するAnyClutch Remoteに加えて、コミュニケーションを行なうツールや、会議を行えるツールがあると良いでしょう。
また、モバイルワークをする際はデバイスがポイントとなります。重くなく、かつPCと同じように使えるデバイスがあると良いと思います。

業務

1.制度的なこと、メンタル面など、実際の業務遂行に際してテレワークの障害になったことは何ですか?

会社にかかってくる外線が直接取れないのは、業務の種類によっては障害になると思います。
今回のテレワーク体験については、制度の面で通常の勤怠規定に沿わない勤務形態になったので、多くの点において特別な許可を得た上での実施となりました。実稼働時間の面で支障があったのですが、フレックスタイムでの業務であれば、この辺りを解消したテレワークができると考えています。

2.この種の作業は社内ではなくむしろテレワークで実施したい、というものがあれば教えてください。

外で仕事するメリットがあるなら、できる作業はすべてテレワークでしたいです。向き不向きでいえば、提案資料やマニュアル等の資料作成、ドキュメント編集のようなひとりで集中したい作業はテレワークにとても向いてます。

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